ポケコン用USBシリアルインターフェース製作5

SSOPパッケージICのハンダ付け

今回の製作に使用した「FT232RL」は、SSOPと呼ばれる種類のICで、ピンの幅や間隔が非常に細かいものになっています。
このタイプのICのハンダ付けは、ちょっとしたコツが必要です。
ハンダ付けの方法が動画付きでわかりやすく解説されたページがありますので、ここで紹介させていただきます。

有限会社ケイツー電子工業 - 技術者のための半田付けチップス

こちらのページの「SSOPパッケージのIC (16ピン)」の部分をご覧になると、半田付けの参考になるかと思います。

既に半田付けが完了した製品を利用する

先に紹介した動画の方法で半田付けを行うことはできますが、それでもピンが短絡したり、半田不良だったりと、完成後に不具合が発生することはあります。
そこで、FT232RLが既に半田付けされた商品を利用するのもひとつの手です。
ストロベリーリナックス社から、『FT232RL USB→シリアル変換モジュールキット「FT232RX」』が販売されていますので、これを利用すると簡単に実装できると思います。
また、この変換モジュールキットを利用したシリアルインターフェース回路の作り方は、くりこうさんのホームページにて詳しく解説されています。

ストロベリーリナックス - FT232RL USB→シリアル変換モジュールキット「FT232RX」
くりこうのホームページ - USBレベルコンバータ

なお、こちらのキットを利用した場合、MProgにて信号変換できるかどうかは、不明です。
くりこうさんのホームページで紹介のとおりに実装することをお勧めします。

(2009/5/23)くりこうさんより、FT232RXでもMProgが利用できたとの情報を頂きました。
実装方法に関しましては、くりこうさんのホームページ内の改良型USBレベルコンバータのページをご覧ください。

情報提供、ありがとうございました!

電源・送信・受信のLEDをつける

FT232RLには、送信・受信の状態を示す信号を出力する機能があります。
回路にLEDを追加すれば、状態を示すことが可能になります!
詳しい回路図は、データシートの27ページ「9.LED Interface」をご覧ください。

データシート記載のとおりですが、CBSU0~CBUS4(12,13,14,22,23ピン)の任意の所で信号を取り出すことができます。
また、使用するピンに応じて、MProgを使用してICの設定を書き込む必要があります。
設定次第でどうにでもなるので、回路の自由度は高いかなと思います。

さいごに

率直な感想として、FT232RLで出来ることは非常に多いなという印象です。
今回は、ポケコンのインターフェースに利用しましたが、シリアル制御するものなら、何でもUSBに繋げれそうです(笑)
他のものに応用して利用すると、面白いかもしれません。

今回の回路は非常に単純なものなので、部品数も少なくなっています。
ミニUSB端子や、チップ部品を利用するなどの変更と、それなりの気合・根性で、ポケコンに内臓できるかもしれません。
もちろん、故障等のリスクを伴いますので、ポケコンの改造を積極的にはお勧めしませんが、成功すれば「USB内臓ポケコン」の出来上がりですね。

このインターフェースの製作について、ご不明な点などがございましたら、メールなどでご質問ください。
わかる範囲内でお答えさせていただきます。




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