まず、EEPROMの設定ファイルを作成します。
■MProgを起動

MProgを起動した画面です。
■設定ファイルの作成

まず、ファイルボタンをクリックします。
このボタンをクリックすると、タイトルバーに「(Edit Mode)」と表示されるはずです。

続いて、「Basic Details」グループ内の「Device Type」コンボボックスから「FT232R」を選択します。
これを選択すると、設定可能な部分が入力可能になります。

「Invert RS232 Signals」の「Invert TXD」「Invert RXD」「Invert RTS#」「Invert CTS#」にチェックを入れます。
また任意ですが、「Product Description」に任意の英数字(例では「Pocket Computer Serial Interface」)を入力します。

ここまで完了したら、保存ボタンをクリックします。

任意の場所に設定ファイルを保存します。
このファイルは設定を変更する場合や、EEPROMに再書き込みを行う場合に使用します。
以上で、設定ファイルの作成は完了です。

設定ファイルを保存した後の画面です。
タイトルバーに「(Program Mode)」と表示されているはずです。
ここで、USBシリアルインターフェースをPCに接続します。
(Mprog起動時から接続していても、問題はありません。)

検索ボタンをクリックします。この操作で、MProgがFT232RLを認識します。

FT232RLが正常に認識されれば、図のようにステータスが表示されます。
(この例では、既に設定を書き込み済みのFT232RLを接続しましたので、このような表示になっています。まだ設定を書き込んでいないFT232RLを接続した場合、「Number Of Blank Device = 1」と表示されると思います。)
EEPROMですので、誤った設定情報を書き込んだとしても、簡単に上書きできます。

正常に認識されていれば、書き込み準備は完了です。
書き込みボタンをクリックし、EEPROMへ設定を書き込みます。

書き込みは数秒程度(長くても10秒程度)で完了します。
書き込みが完了すると、図のようにデバイスのシリアルナンバーが表示されます。
(このシリアルナンバーは特に重要ではありませんので、控える必要はありません)

書き込みが完了したら、MProgは閉じて構いません。
その後、USBシリアルインターフェースをUSBから抜き、再び接続します。
接続すると、これまでのUSBシリアルインターフェースとは別のデバイスとして認識されますので、自動的にドライバのインストールが開始されます。
既にドライバのインストールは完了していますので、Windowsが自動で紐付けをしてくれます。
しばらく待つと、設定が完了します。

デバイスマネージャを開き、「ポート(COM と LPT)」を確認します。
設定前のCOMポートの番号とは違った番号が割り当てられています。
(これは、別のシリアル機器として認識されるためです)
このまま使用しても支障は無いのですが、存在しない機器のためにポートを消費しているのもよくないので、訂正します。

[プロパティー]→[ポートの設定]タブ→「詳細設定」ボタンをクリックします。

「COMポート番号」のコンボボックスから、以前のポート番号を選択します。
ここでは、必ず元のポート番号を指定してください。
誤って、実在するポートを指定してしまうと、競合が発生し、正常に動かない場合があります。
ポート番号を変更し、「OK」ボタンをクリックします。

ポート番号変更の警告が表示されます。
ここでは、「はい」をクリックします。

デバイスマネージャを一旦閉じ、再度表示した画面です。
以前のCOMポート番号に戻っていることを確認できます。
以上で、設定は完了です。これで、「ポケコン用USBシリアルインターフェース」として機能できます。
以降は、ハイパーターミナルなどを利用し、ポケコンとPCで通信が可能になります。